8月現地調査 ③ -ベトナム-
インドシナ半島3カ国調査で最後に訪れたのはベトナムです。私たちはまずJICAハノイ事務所を訪れ、現地の森林、環境政策の現状、課題をお聞きしました。その後、ハノイ国民経済大学副学長と面談し、カンボジア、ラオスの調査の結果やベトナムとインドシナ半島の関係について情報収集しました。またその面談の席において今回のベトナム現地調査のメインであるソンラ省についても情報収集を行いました。
翌日、ハノイ国民経済大学の共同研究者同行のもと、ハノイから国道6号線に約200キロのソンラ省を訪れました。ソンラ省は年の平均気温が18℃〜19℃の高原地帯であり、酪農やお茶栽培が盛んな地域です。また最近では開発が進みつつありますが、住民の40%が貧困生活にあえぐ地域です。私たちはまず現地の人民委員会を訪れ、現地においてアジア地球環境プロジェクトに協力していただける土地を利用許可していただけるか交渉を行いました。現地の人民委員会は植林に大変興味を示しており、交渉の結果、来年から「日越友好の森」のための土地を20ha用意できるとのお返事をその場でいただくことができました。その後、該当する土地を人民委員会の方のご案内のもと視察し、その場でも植林の方法についての意見交換をしました。この調査の結果、来年度以降の「アジア・インターンシップ」でこの土地にも現地学生、現地住民との合同植林ができる可能性が生まれ、アジア地球環境プロジェクトの新たな発展を感じることができました。
①②③に分けて緒方研究室8月現地調査の様子をお知らせしてきましたが、緒方研究室では今回の調査を活かし、今後アジア地球環境プロジェクトを発展させていきたいと思います。最後になりましたが、今回の調査でお世話になったたくさんの方々にお世話になりました。私たちの調査にご協力いただいたすべての方々に深く感謝したいと思います。本当にありがとうございました。 文責:杉本昌弘

