2005年3月ベトナム現地調査

2005/03/13-2005/3/23
緒方研究室は、毎年、大学の春休みの期間を利用してアジア諸国での現地フィールド調査を行っています。今年は昨年の3月、8月に引き続き、ベトナムにおけるクリーン開発メカニズム(CDM)の実現性を探る調査を行ってきました。今回の調査においても、ハノイ国民経済大学、フエ大学、フエ農林大学、カントー大学の先生方にご協力いただき、非常に有意義な現地調査を実施することができました。
今回は、ベトナム北部のハノイ、中部のフエ、そして南部のカントーの地域の生態系と経済開発を調査しました。ハノイにおいては、JETROが主催したCDM Workshopに参加し、CDMに関心を持つ企業や政府機関との意見交流を行いました。
フエにおいては、植林CDMや産業植林の候補地を特定化するために、現地の政府機関や地域のリーダーから情報収集し、実際にCDM植林候補地にも足を運び、GIS調査、ビデオ撮影を行いました。
メコンデルタのカントーにおいては、酸性に強い樹種であるメラルーカの植林による酸性土壌の中和作用を確認するため、現地のメラルーカ林を訪れました。そこでは、稲作用水田がメラルーカ林に囲まれており、メラルーカによる酸性土壌中和作用を活用した農法が広まっていることを知ることができました。
今回のベトナム調査の成果を活かして、ベトナムにおけるCDMの実現に向けて着実に準備を進めていこうとおもいます。(文責:武藤惣一郎)

