クリーン開発メカニズム(CDM)
クリーン開発プロジェクト(CDM)とは? クリーン開発プロジェクト(CDM)の仕組み CDMパートナーシップ委員会

 クリーン開発メカニズム(CDM)を実際に国際的なプロジェクト化するにあたって、中央大学緒方研究室は、ベトナムの首都ハノイ国民経済大学・中部フエ大学・南部カントー大学の3大学と、ベトナムにおける植林予定地(総面積2000ヘクタール)の使用権を担保として、この土地活用を基盤にした共同研究・研究開発を合意しています。これらの3大学と提携して「CDMパートナーシップ委員会(仮称)」を組織し、ベトナム政府・自然資源環境省、農業農村開発省、工業省とも連携しながら、日越合同のCDMパイロットプログラムを策定しています。

 「CDMパートナーシップ委員会」は、投資企業(主として日本企業・NGO等)、ホスト国(ベトナム政府)、およびCDM理事会から認証を受けている運営機関の間に立って、CDMプロジェクトを運営するという役割を担います。

 当該プロジェクトの運営には、現地農民、投資企業、NGO、大学・研究機関、両国政府、国連など、さまざまな機関が関わることが予想されます。「CDMパートナーシップ委員会」は、プロジェクト参加者の利害を調整します。

 また「CDMパートナーシップ委員会」の中でも、緒方研究室は、この国際間プロジェクトを完結させるためのプロジェクト・ファシリテーターとして、関係機関との折衝などにおいて中心的な役割を担います。第1期、ベトナムにおけるCDMの運営組織は下図のようになります。

 中央大学緒方研究室は、過去5年にわたり、ハノイ国民経済大学、フエ大学、カントー大学とともに、インドシナ半島における「社会的共通資本」の整備および持続可能な開発についての共同研究を進めてきました。 また、2003年からは、フエ農林大学の学生と中央大学の学生との間で、植林効果測定のための合同植林活動も開始し、「日越大学友好の森」をつくっています。

 さらに、ベトナム政府・自然資源環境省・農業農村開発省、工業省等と、ベトナムでのクリーン開発のあり方や環境政策について、環境協力政策の意見交換をすでに行っていますので、緒方研究室は「CDMパートナーシップ委員会」においてプロジェクト・ファシリテーターとしての役割を担うことができると考えています。

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